焼酎と観光についての考察(未完成)

焼酎は、巷の焼酎ブームですっかり興ざめ。鹿児島の地元の人が大好きな焼酎飲めないってどういうことよ?ブームのとき、黒伊佐錦ていうごくごく一般的な焼酎でも、一人一本しか買えなかった。売れるときに売れるところに商品を持っていくのはよくわかるけど、理解と感情の問題は別。目先の利益にとらわれすぎて、ほんとに大事なことを見落としている気がしてならない。
焼酎を鹿児島のブランドとして出して行きたいなら、かえって、「鹿児島行かなきゃおいしいのは飲めないし、買えない」くらいにしとかないと。じゃなきゃ、鹿児島の懐はほんとの意味で潤わない。黒豚にしてもそう。東京や福岡で食べられるなら、みんなそっち行くぜ。どうやったら、他県の人がお金を落としていってくれるかを考えなきゃ。
流通に出しすぎないこと、むしろ少し出し惜しみして、手には入る、でもいっぱいは手に入らないくらいに留めておくことが、肝だと思うんだが。いつまでも温泉と桜島が観光資源の県で売れると甘ったれて欲しくはないなぁ。

1)役人天国。四年くらいで配置転換してしまうために、スペシャリストが育たない。形式上のことしか行政はやらない。
2)生産者のアイデア不足。いい商品を作っても、流通に乗せることができない。
3)飲食業者の意識。(これは聞いた話)大きなホテルが優れた鹿児島の農産物を使うようになると、鹿児島の流通に鹿児島の農産物、魚などが流れるので、中小の飲食業者がそれを手に入れやすくなる。