cutting edgeな社長のトークイベントに行ってきた
明和電機の土佐社長のトークイベントに行ってきた。
写真は「bitman」の紹介をする社長。
bitmanは、「300万、500万、やがては600万という具合に肥大化していく画素(=表現)」に対抗して、「LEDランプ64個(=64画素)」でも表現できるんだ!という肥大化していく表現力にアンチテーゼを唱えた立派な作品。
ボタンだってシンプルだし、操作法も、かたむける、振る、ひっくり返す、回す、など斬新。
欲しい!
Zihotchていうダイヤル式の時計も画期的。
液晶画面はなく、時間を知りたかったら、117と回さなければならない。
ほかにもモーニングコールの設定ができたり、110と回すと、「それは警察への電話番号です」と教えてくれたりと、画期的。
なんでもかんでもボタン式になり、便利になっていくが、それでいいのか?ダイヤル式というかわいい操作方法がなくなってもいいのか?と世の中に問いかけている作品なのであります。
土佐社長の話、とてもおもしろかった。
挫折したら、とりあえずその壁に頭を何千回とぶつけてみること。
壁を乗り越えたら、壁なんて意味がなくなる。
表現って、どんな意思があってもいいんだよ。
どんな意思でも、意思と表現が重なっていると、とてもいい感じがするんだよね。
俺だって、ごはん作ります。
これって、俺の自己表現です。
俺が作りたいと思うから、作るのですけど、ごはんを作品と言うなら、それは愛と平和を表現しているのです。
問題提起もごはんでできるんですよ。
でもあまり熱っぽく語ると、バカにされるんで、今日はこの辺で。