すぐに寝れるし、眠りが深いほうなのか夢をあまり見ないのだけれど、久しぶりに夢を見た。
POLYSICSのローディーになった夢だった。それは夢でもかなりうれしくて、エキサイティングなことだった!
夢につっこんでも仕方ないのだけれど、前の夢ではブンブンサテライツのサポートでギター弾いてたのに、現実にはそもそもギター弾けないから、今度はより控えめにローディーなんだね、って。

そんで、その夢の話を。
宮崎の私立の大学の学園祭に出演したのだけど、学生さんの手作り感あふれる学園祭で、とてもあったかくて熱意があるのだけど、つたないところや心もとないところがたくさんあって、居心地の悪さを最初から感じていた。
でも、学生さんたちはとてもホスピタリティにあふれていて、林くん(面識は無いけれど、同い年だから「くん」で良いよね。)は「いい子たちだなー、いいライブにしたいなー」と言っていた。
会場は、屋外に学生さんがハンドメイドで作った舞台。土台はしっかりしてるけど、背後に壁を作っていて、その裏がバックルーム的なところになっている。お笑いライブもあるからか、真ん中に入口ができていて、黒い緞帳みたいなカーテンがかかっている。DJブースもあったけど、ライブ終わってから出して欲しいなーと思っていた。学生さんのホスピタリティがすごくて、誰も口に出して言えない雰囲気。
手作りの冷汁がうますぎ。でも、お箸がなくて、学食までもらいに行った。学園祭全体を象徴するエピソード。「ま、まあいいよね」とみんなが自分たちをフォローするような。
ライブが始まる前。かなり盛り上がっていて、もともとそんなに生徒数の多い大学ではないと聞いていたけれど、結構な人手。でも、焼酎瓶持ち込んで、みんなで回し飲みしてる怖そうな集団が後ろのほうで大暴れ。前のほうは、POLYSICSのファンとわかる子らと、ゴスロリのかっこうをした女の子たちがギッチギチ。学園祭実行委員の子らが杭にロープを通して仕切りを作っていたのに、杭がゆるく刺さっていたのか、地面に転がって、そのせいで舞台から見て右のほうが広がり放題。周辺に広がれば広がるほど無秩序な感じに。
ライブが始まって、最初の曲をやってるとき、後ろの酔っ払い集団が前のほうにがーっとつめてきて、で、押し返されて後ろから倒れたり、そのままダイブにいったんだけど、上がれなくて落ちたりしてえらいことに。その集団の中の一人が「イテェ!」と大声を出して泣き叫んでいるので、慌てて行ってみると、手があらぬ方向に曲がってるわ、焼酎瓶が割れてあちこちに刺さってるわ、大流血、大惨事。学生さんたちがドン引きしておろおろしているので、急いで救急車を呼んだ。ライブはそこで、中断。
救急車に怪我した子を乗せて運んでもらってから、実行委員さんにライブを再開しましょうと言われ、「えー、中止じゃないの?大丈夫なの?」と話していたら、学生さんたちみんなそういう雰囲気らしく、会場から「YOU YOU YOU」を合唱する声が。
今日のセットリストにない・・・。
林くんが、腹をくくったように「やろう!」と言って、立った。


そのあと、舞台の壁が倒れてきたりして、「ちゃんとやってくれ!」とうんざりした。
とても疲れる夢だった。

でも、起きて、よくよく考えると、自分の仕事も腰の据わってない中途半端な仕事になることが最近多くて、まさにこんな感じで、夢の中の僕みたいに、うんざりしてる人たちが何人も居るに違いない、しっかり、落ち着いて判断していかないとな、と思った。

でもさ、思ってた以上に、ちゃんとならないことが多い。困るよね。