類似品が育たない

perfumeフォローワー的アイドルが商業的に苦戦していたり、ユニット解散をしたりというニュースを読んだ。
perfumeが自分の中で盛り上がっていたとき、そういえば類似のアイドルのようなのがポツポツ出始めていた。フォローワーとは言えない。ビジネス的見地からの後続のような。perfumeにあって、他の類似商品になかったのは、「未来感」だったと思う。
最近は、perfumeも「未来感」がなくなってしまって、見ていて少し寂しい気持ちがする。そういう気持ちが僕のperfume離れにつながって、「perfumeやめないと別れるよ!」と言われてたのだけど、その危機も回避できたのだけど。

ところで、昨今は「インディーズ」なんてのも商品として取り扱われてたり、このバンドは商業的に成功したいんだな、と感じてしまうようなわざとらしいのもあるので、僕とは違った方向からの目、「商業的な見地」からのニュースだと思った。
成功っつったら、ビジネス的な成功の話なんだね。
音楽に成功も失敗もないでしょうに。
中には「失敗したな」というバンドもあるけれど、演者と聞き手の音楽性の一致というのは、食べ物の好き嫌いと同列の話だと思う。
僕がいくら「モーターパーカーと0225tonesは勘違い」と言ったって、彼らを好きな人は「世界観が良い、表現が良い」と言ってるんだし。僕の意見も彼らを表す真実で、世界観・表現が良いっていうのも真実。
そういう話と商業的見地の話はまるで違うんよな。