犯罪都市東京25時

ゆーちゃんと、親しくしていただいている偉大なUさんと、晩御飯(というには、私にとってはかなり遅い時間だったが)を食べに行こうと、Uさんの車を止めている駐車場へ。一台のキャデラックが停まっている。その前にはなにかが散乱していて、近づいてみると、カードや免許証が散乱しているではないか。近くに財布はないか?私は、誰かがひったくりかスリをして、この駐車場でばらしたんじゃないか?そう思った次の瞬間!「窓ガラス割られてるし!」幸い、Uさんの車ではなかった。しかし、キャデラックの助手席側の窓ガラスが無残にも割られている。ここを割って、ダッシュボードの中からカード類を取り出したか、車に財布が載ったままだったのか。「こえー!」東京の夜は怖い。こういうことがあるから、鳥目の人や、ドジな人にはおすすめできないのだ。確かに車上荒らしは犯罪である。だが、カードや免許証を車に載せたままにしていたキャデラックの持ち主、同情の余地はないだろう。その後、明治通りのファミレスで食事をしたのだが、前のテーブルの方々、みんな高級スーツでがたいがよくて、高級バック高級靴の、ヤーさん方。クライム・ナイトであった。