ダメっ子はかわいいかもしれない
昨日に引き続き、今日も歯医者さん。
親知らず跡地の清掃・消毒と、下顎の歯石除去、それと欠けた前歯のセメントの埋め直し。
昔は、歯を削るドリルの高い音は平気だったが、苦手になったようで、胸のあたりがもぞもぞする。
振動が歯に伝わり、銀紙を噛んだときのような気持ち悪い痛みも。
構造が良くないのか口があまり開かないので、先生は苦労したはず。先生の苦労と俺の我慢によって、歯石はきれいになくなり、下の歯はつるつる。
それにしても、衛生士の女の子は、バキュームで変なとこを吸って、俺をおぼれさせかけたり、ライトを当て損ねて、先生の視界を悪くしたり、鹿児島弁でいうところの、「ほがない」。
イライラした先生にバキュームを取り上げられ、所在なさげにオロオロ。
伊藤裕子似のかわいい子だが、衛生士としてはそれはあまり役に立たないわけで。
がんばれ女の子!と思いながら、治療を受けていた。
女の子が、自分がほがないと思っているだろうから、かわいいと思ってしまうのかもしれない。
口の中を吸うはずが、見当違いの唇をバキュームで吸われ、溺れかけたけど。