なんていえばいいかわからない

お客さんと話をするとき、長考と沈黙が多い。
なんて言えばいいか、考えているときもあるし、お客さんを目の前にして変な話なのだけど、話したくないから黙るときもある。
笑顔で相槌打てるときはそうするけど、同意できないところについては目もあわせないし、黙り込んだりする。
余裕がないのと、「言っても理解してくれない。理解できるように噛み砕いて言おうとすると誤解を招くかもしれない。」という思いが強いので、黙り込んでしまう。
自分は正しい、という前提があって、それを崩さない人がいることも分かってきた。僕は、自分が間違ってるかもしれない、と思ってるから、ちゃんとものが言えないのかも。でも、それと同時に、相手に対して「お前は間違ってる」という自信があるからいびつな話し方になるのかもしれない。
お客さんがよく返事に窮したり、目が泳いだりする場面を見るにつけ、つくづく残念な男だと自分自身情けなくて仕方がない。自分に自信はないし世界でいちばん信用してないけど、相手が間違ってて自分は多分正しい、と思うのはやめないと。