上昇志向で降下してる人

帰りの電車のボックス席の中で、一緒になった合コン帰りらしいお子らの話を盗み聞きしてて思ったのだ。
間違ってるぞと言えるものなら言うけれど、なんとなく、それは間違ってないけど、なにか歯に物が挟まったようなような気分になって、つっこめないまま、消沈していって、できればこの場から立ち去りたいなぁ、と思った。
何か間違ってるだろと思って、例えば、そこを指摘できたとしても、どうせ聞いちゃいないんだろうし、指摘することがその人にとってなんら有用ではないだろうしね、そんな人って。
目の前で楽しそうにしゃべってる人に対して、かわいそうだな…と思うのは、高いところから物を見ているようで、そういうの、良くないよな、と思うけど、同時に「俺にこれ以上かわいそうなやつだなぁ…」と思わせるようなことをしたり言わないでくれよって思うんだよ。できれば尊敬して、適切な対応をしていたいんだよって思うんだよ。
って、メール送ったら、「そういうこと思う時点で、すでに格下扱いしてるよね(苦笑)。てか、いつもそうだよ、きみは」と返されてしまった。
まあ、ね。何度も何度も合コンに行って、「いい人と出会わない」と愚痴ったりするのを、その場にいた人たちじゃなくて、自分になにか問題があるのかもしれない、と考えてみたりするのも大切なことなんじゃないのかな、と俺は思います。(チヤホヤされてるようで、バカにされて適当にあしらわれてることって結構あるんだよね。)

なんつーか、世界に対して失礼な連中だな、おんなじ空気吸うのも疲れるよ、中身磨けばとか言うお前らより、エステ行ってきれいな服買ってとか言うやつらのほうが自身の問題点についてよく把握していると思うぜ、と思ったけどさ。だいたい磨くってさー…。うんざりする。