つつじヶ丘

最寄駅は京王線つつじヶ丘だった。

駅前においしいワンタンメンのあるしなそば屋さんと、妙にビールの品揃えのいい酒屋さん、マニアックな本だらけの本屋さん、ライバルのスーパー(俺は自分ちの近所のスーパーでスーパーなバイトだった!)が二店舗、理髪店が二店舗、カラオケボックスマクドナルド、モスバーガー

髪の毛切るのは二店舗あるうちの小さいほうのお店がメインだったが、バイトをやめてしばらくした日、心境の変化のような気分でパツキンにしたことがあった。眉毛、黒々としてんのにね。

駅から出ている京王バス深大寺方面行きのバスに乗って、またはそっち方面にチャリで、急な坂道を三鷹の方向へ。
首都高の下をくぐって5分くらい歩いたところが当時の俺の家。道路を挟んでこっちが三鷹市で、あっちが調布市

途中にめちゃウマな中華料理屋さんがあって、そこのあんかけチャーハンが大好きだった。

途中に小さな緑地公園みたいなのがあって、よく散歩したりデートしたり。あんまりしゃべんなかった。ぼーっとしてただけ。

ホームセンターやレンタルビデオ屋さんまでは、杏林大病院の方向へ、自転車で15分かかったし、交通量多いのに道がせまくて、不便だったが、嫌いじゃなかった。

吉祥寺までバスで行けたが、吉祥寺から帰ってくるとき、終バス逃して徒歩で帰ったことがあった。1時間30分もかかった。

深大寺そばが好きだった。最初は白っぽい麺、だしより醤油が強い味に慣れなくて好きでもなかったが、だんだんそばが好きになると、深大寺そばがいちばん好きなそばになった。

バイトでできた友達は地元の子だった。東京の人は冷たいと、田舎のほうでは言われている。テレビの情報だ。実際は、さりげなく親切で、バイトの友達やパートのおばちゃんは地域の行事に俺をよく混ぜてくれた。さりげなくあったかい距離感でよかった。

あとで知ったことだけど、最寄の方向の反対側には、めちゃいごこちのいいカフェがあった。

どーして、引っ越しちゃったんだろ!
足立区綾瀬に(笑)

確定申告のお仕事中、PENPALSとかShortcut miffy!とか聞いてたら、昔のことをいろいろ思い出した。