bananaman chopを観てきた

福岡のイムズホールで、バナナマン傑作選「bananaman chop」を観てきた。
お笑いのライブだけど、舞台、お芝居だった。
舞台までちょっと遠かったけど、文句は言うまい。

オープニング
日村さんの独白的な放送に合わせて、日村さんが舞台で「ブルーフォーブラッフォーガングリフォン」の話をするというやつ。
日村さんて、ほんとに面白い。激しく動いているだけであんなに面白い人はそんなにいない。人じゃなくて、ああいう動物みたいな感じ。

Punmkin
奴隷になってくれたらカボチャをあげるという話が。設楽さんのドS発言がおもしろいことに展開していく感じだった。理路整然と狂ってるところが面白い。知り合いにはめんどくさいからいらないけど。

歌のコーナー
バナナマンあるある。

「女だよ」という話
トイレットペーパー使い過ぎるという話からの展開。
例えば、自分と長い付き合いの男友達が、男じゃなかったらどうだろう。
見た目で男だと。でも自己紹介でいちいち「男です」とか性別は言わないのだから、実は女である可能性だってある。
これも面白かった。

痛くないとこ探し
肘の皮にクリップを挟んでも痛くない。
ほかに痛くないところはないのだろうか。
痛がる日村さんが面白かった。
そこの皮は多分痛くないと、最初っから思ってた。

両腕骨折
実は、頭痛がひどくてあんまり憶えていない。
あと、長かった。
おもしろかったけど。

送別会
ネタの中の設定と日村さんの年齢、体型、世間のイメージの熟成がようやく一致する感じになって、違和感なく面白くなったネタ。
複線が後半明らかになってそれがつながっていくところも面白い。
日村さんて、俺はすごい面白い人だと思ってるのだけど、女子的には気持ちの悪い人なんだな、と。
笑いよりも「イヤー・・・(泣)」的な悲鳴が広がる感じが面白かった。
これはアンケートにもいちばん面白かったと書いたネタだった。

ゆきえ先輩
設楽さん、セーラー服コスプレ。
ゆきえ先輩、あとで気がついたのだけど、仲間由紀恵なんだな、と。
「おい、おまえ!」という感じ。
日村さんの動きがやっぱり、ああいう動物のようで面白い。

赤えんぴつ
赤えんぴつというフォークデュオのコント。
設楽さん、気分が乗りすぎて、まさかのアドリブ。
日村さんが少しうろたえていた。

物販、日村さんの顔がプリントされたトートバッグを買った。
そしたら、物販買った人だけ握手会に参加できた。これは事前につかんでいた情報。
かすたどんを買って持っていたので、それを設楽さんに渡したら「まじで!すげーうれしいよありがとう」って言っていたので、これを心を感じさせるようにすらっと言う設楽さんはすごいな、と。
そして、もう一つ、事前情報どおりの日村さんの感じが面白かった。
握手が弱いとか、ビジネスライクで心が感じられないとか。
まったくその通りだった。
俺はだからこそ、日村さんにはできるだけ絡んでやろうと思っていたので、ちょっとアツい感じで話しかけていたら、スタッフの人がものすごい退場をうながすのでそんなに絡めなかったかもしれない。
芸能人だからってスカした感じとかそういうのじゃなくて、ラジオで聞いていて、感じていたような人たちで、逆にとても嬉しかった。

その他福岡
麺劇場玄瑛に行った。劇場を模して、大学の大講義室のように段々になって、前を向くテーブルと、ステージのようなところでラーメンを作るお店の人と。
あっさりしてもたれないとんこつスープ。これ以上味が強かったら、あとで胃が痛くなるギリギリのスープ。
これ以上堅かったらあごが痛いし、やわかったらそうめんだし、のギリギリの歯ごたえの中太麺。
特別にうまいもんでもないのは基本的にラーメン一般がそんな程度のものであり。
でもうまかった。
でも福岡でなんで中太麺のあっさり味?と思っていたら、店主、熊本の人らしく。
どうりで熊本ラーメンぽいと思った。

もつ鍋を食べに行った。
カジュアルな感じでよかった。本当は水炊きが食べたかったんだけど、水炊きは全然カジュアルじゃなくて、ヘタレの俺では行けない敷居の高さと金額だったんで、ベタにもつ鍋。
空腹と頭痛と吐き気を抱えて行ったのだけど、食べてたら具合がよくなった。
よくあること。

キルフェボンに行った。
タルト最強だ。すげーうまい。キルフェボン

おみやげは、名代ラーメンの辛子高菜、稚加榮のめんたいこの切れ子、白菜とゆずのつけもの、キルフェボンのタルト、特選ますの寿司、ゆずすこ(ゆずごしょうのタバスコ)、にんにくマヨネーズ、天津甘栗。
福岡に関係ないものがいくつか。

行きの高速バスの中で見た「バトルフィールド・アース」ていう映画が超おもしろかった。
ラジー賞受賞で、2000年代の過去10年でいちばん最低の映画と言われる映画みたいだけど、これはおもしろい映画だと思う。
つまらないという意味の最低の映画だったら、マイアミ・バイス劇場版を見るといい。劇場で見た俺が言うんだから間違いない。
帰りの高速バスの映画は、行きがアレだからと期待してたら、ソダーバーグの「トラフィック」。


最低だ!
音を聞かずに映像だけでストーリーを想像するという遊びをたまにしながら鹿児島に帰ってきた。