ねぎらぁめんに行ったよ

学校から出て、友達が働いている大好きな雑貨屋文房具屋さんに、入ると見せかけて素通り。
まんが喫茶でナルト、ガンツ(ガンツと言って、マウリツィオって思い出したら私的には通)、王様の仕立て屋アイシールド21の読んでなかった部分を読破。時間の都合で読む予定だったのもあったけど、また今度。学校終わった後、言えば時間つぶしのようなことをしていたのは理由がある。
ねぎらぁめんに行くためだ。
このお店に前回来たときはgreeのオフ会の帰りで、あのときはそれまでお腹ペコペコだったのに、いざ目の前にラーメンが出てくると、急にお腹一杯に。しかもたくさん飲んでたらしく、味覚も飛んで、眠気におそわれたのだ。
確かに食べたのに味がわからない。それがどれだけ悔しいことか。
文化通り、歌舞伎町を小さくしたような鹿児島の繁華街。文化通りを歩いていると、新宿駅からコマ劇前に向かって歩いていき、リキッドルームの前を過ぎ、さらにその奥のロフトとかACBとかがあるあたりの、「夜中に一時間くらい待ち合わせで立ってたらヤバいかなあ」ていう、あの変の雰囲気を思い出す。歌舞伎町のそれにくらべると、だいぶきれいだし雰囲気もマイルドだけど。
私が頭が上がらないとても尊敬しているご夫婦のお店、の前を入るふりして通過。
ちょっと行ったところにねぎらぁめんはある。ねぎラーメンを食べる。
とんこつ、鹿児島のスタンダードな中太麺に比べて細麺のややちぢれ麺。しらがねぎをカッペリーニとしたら、ここのねぎはフェデリーニ。なんか香味油と混ぜてある。おいしい。
鹿児島でやっと「味が甘くない」とんこつスープのお店に出会ったような気がする。壁に尋ね人の張り紙。10年前からいないらしい。10年前、歌舞伎町なんて、映画か飲み会でしか行かなかった。それが、友達と長浜ラーメンを食べて、ライブ見に行って、オールでライブ見て、くらくらになりながらロッテリアでチャイを飲むなどするようになるのはその二年後以降。おいしいねぎラーメンと尋ね人の張り紙と一緒にいろいろ思い出したり、ねぎの咀嚼に四苦八苦してたり。帰りに尊敬する(略)お店に寄ろうと思ったけど、お店の入り口の明かりを見て、引き返した。greeで上がってた写真しか見てないが、昨日の楽しげな宴の後だし。要は私、すねてるのだ。誰も悪くないんだけど。